5月のフリープレイ作品『METAL GEAR SURVIVE』が面白かったのでレビューしていきたいと思います。
発売日当時は「小島監督」が関わってなかったのと、当時の「KONAMI」の印象が最悪だったので低評価で荒れてたのを思い出すんですが、実際にプレイしたら良ゲーでした。
序盤のサバイバル感

序盤はとにかく食べ物ときれいな水が不足していて「飢え」と「乾き」に悩まされます。
生きていくためにあちこちを探索して「鉄」などの物資を集めなければならないし、動物も狩らなくてはいけません。水が足りなくて汚れた水を飲んでお腹を壊すこともあります。徘徊するゾンビ達も後ろからステルスキルしていかないときついです。
こう聞くと「飢え」と「乾き」は結構めんどうな要素に感じますが、このゲームでは程よい緊張感を演出してくれており、探索と物資集めを楽しませてくれます。
拠点ができる中盤からは余裕が出てくる

ストーリーを進めていくと拠点を作れるようになります。汚れた水を綺麗な水にすることもできますし、ジャガイモなどの食料も栽培できるようになって、食料と水の問題は解決されるので解放感がありますね。

この頃からcoopモードも開放されるので、難易度ノーマルをクリアできればクバンエネルギー(経験値)も大量に入ります。いちいち倒したゾンビから回収しなくて済むので、サクサク進行することができます。
MGSVから引き継がれた軽快なアクション

操作性はMGSVと同じなので動かしていて楽しいです。60FPSのヌルヌルしたアクションも健在。
ゾンビを背後から一撃で倒せるステルス要素もあります。クバンエネルギーで気を引いて背後からバックスタブを決めましょう
coopモードも面白い

本作には4人で協力して拠点を防衛するcoopモードがあります。
フェンスやトラップを作ってゾンビ達の襲撃から採掘機を守っていくルールになっております。フレイムトラップで燃やしてフェンス越しにスピアで攻撃したりすると楽しかったです。
採掘加速を駆使してSランクを狙っていくんですが、一度でもダメージを受けると加速停止してしまうので、遠距離からグレネード投げてくる「モーター」やジャンプでフェンスを無視してくる「トラッカー」は積極的に倒していかなくてはなりません。特殊ゾンビを相手にする緊張感があって面白いです。

後半になると「メタルギアレイ」や「シャゴホッド」なんかも出すことができ、水圧カッターで特殊ゾンビ達もまとめて薙ぎ払ってくれて爽快です。

coopは経験値と物資が美味しいので、シングルプレイを進めて拠点解禁されたらプレイするのがオススメです。シングルとcoopは連動してるので、シングルでアイテムのレシピを集めて、マルチで経験値と物資を集めるとうま味。
メタルギアサバイブの評価
- 序盤のサバイバル感
- 探索と物資集めが面白い
- coopモードが楽しい
- 操作性が良い
- 60FPS
- チュートリアル中のムービーの多さ
- 印象に残らないストーリー
- MGSらしさが無い
85点