自分を操る超集中力のまとめです。Daigoさんの本は面白いものが多くノウハウもしっかりしてるものが多いです。
集中力の源「ウィルパワー」を節約する

人間の集中力の出どころは前頭葉にある「ウィルパワー」というものです。
「ウィルパワー」にはゲームのMPのように限りがあり、集中力を使うことによって消耗していきます。
集中力2つの性質
- 1日に使える量が決まっている(集中力は無限じゃない)
- 集中力の出どころは1つしかない、他のことでも消費される
「ウィルパワー」は集中力だけではなく、意思決定などにも使います。なので、勉強や作業をする前に「朝ごはん何しようかな」とか「今日の服はどうしようかな」とか迷ってると、みるみるうちにウィルパワーが消費されてしまい、集中力に回す分が減ってしまう。
対策としては、あらかじめ寝る前に明日の朝何を食べるか何を着ていくのか服を決めておく。もしくは何をするのか習慣化させる。こんな感じにウィルパワーを節約できれば、長い時間高い集中力を発揮することが可能。
よく言われる午前中に一番大事な仕事をしなさいやメールチェックは後回しにしなさいなどはこういう理由からだったんですね。
ウィルパワーを節約するために、アイビー・リー・メソッドというものもあります。
アイビー・リー・メソッド
- 紙に「明日やるべきこと」を6つメモする
- その6項目を重要だと思われる順に1,2,3,4,5,6と番号を振る
- 翌日、このメモの順番に従ってやる
- もし全部できなかったら、悔やむことなく忘れる
- その後、明日のために6つの項目を新しくメモする
- 1~5を丁寧に繰り返す
コツは1番が終わるまで、1番のことしかしないこと。
1つか2つしかできなくても、その日一番大事なことを終わらせたのだから満足しましょう。
前日の夜に決めておくことで、今日の集中力パワーを無駄遣いせずにすみます。
机の上を綺麗にする

作業デスクが散らかっていると、モノからの無言のメッセージが届き集中できません。
机の上にスマホを置くと音がなったり明滅したりするとそれだけで集中力が途切れます。読みかけのプリントとかも自己主張が激しい。
机の上や部屋の中を断捨離すると、それだけで集中力が増します。モノを捨てるとすっきりするし、気持ちいいのでオススメ。
今作業に関係あるもの以外は見えないところにいったん置いておくがベスト。
ぼくはちっちゃいダンボールの中に文房具とかをいったん閉まっています。
集中力を回復する3つの方法
- 寝る
- 目を癒す
- 不安を書き出す
集中力は消耗されていくものですが、寝れば回復します。
目を癒す
人間は体の構造上脳より先に目が疲れるようなので、脳はまだいけるのに目が辛くなってしまう。そのことを集中力が切れたと勘違いしてしまうみたいです。
よって目をマッサージしたり、目閉じて休んだりすると集中力が復活します。
不安を書き出す
集中力はデリケートなのでちょっとした不安でも消耗されてしまいます。
そこで不安を紙に書き出すことで、頭の外に吐き出すことができます。余計なことを考えなくて済むので集中できるわけです。
まとめ
ぼくが大事だと思ったところをまとめました。朝起きてウィルパワーMAXの時間がいちばん頑張れるので、そこだけは頑張りましょう。
朝の時間に一番重要なことをやれば十分です。夜は適当に流そう。