2月にフリープレイで配信された「CONTROL ULTIMATE EDITION」をクリアしたので、レビューを行っていきます。
本作は2019年8月に発売された「CONTROL」にDLC2つを加えた完全版で、PS5版になって解像度がくっきりして、60FPSで遊べるようになっております。
難解だがなんとなく分かってくるストーリー

「ヘドロン共鳴増幅器」「サービスウェポン」「アストラル・プレーン」など開幕からなんも説明もなく単語を並べられてストーリーが展開していく。
頭の中が「???」な状態でゲームを進めていくことになりますが、仲間の話を聞いたり、ファイルを読んだりすることで、だんだんと単語の意味を理解していける作りになっている。
開発者はわざとプレイヤーを置いてけぼりにして、興味を惹かせてからゆっくりと状況を理解できるようにしているので、かなりセンスのあるやり方でした。
SCPという世界観が元になっているので、知らないのならそれだけ調べておいたほうがストーリーを理解しやすいです。「ブラッドボーン」における「クトゥルフ神話」と一緒。宮崎作品と同じくらいプレイヤーで推理して、隙間を埋めなければならないストーリーでした。
60FPSで遊べる超能力バトル

最初はハンドガンでしか戦えなくて地味なんですが、物語を進めていくとSCPアイテムから超能力がもらえたり、ショットガンやグレネードランチャーぽい武器が増えたりする。
「空中浮遊」が貰えると探索が一気に楽になるので、かなり楽しくなる。他にも敵を洗脳できたり、バリアを貼れたりするので、能力が増える度にバトルが面白くなる。
迷子になりやすい
このゲームの唯一の欠点。それはMAPがクソ見辛いことで、次にどこに行けばいいのかわからなくなって迷子になりやすい。
目的地の説明も分かりづらく、詰まった時はマジで一生迷うので、おとなしく攻略サイトを見るしかないです。
まとめ
- 啓蒙が高まるストーリー
- 60FPS
- グラがかなり綺麗
- 超能力バトル
- 迷子になりやすい
フリープレイでこんな神ゲーが配信されるのはすばらしい。PS5がまだ安定供給されていないのがアレですが、スマホかPCでライブラリに追加だけはしておきましょう。
100点